理想の酵素のえらび方

酵素は熱に弱く50度以上で壊れてしまいます。しかし工場で作られる「市販の酵素」は食品衛生法によって加熱殺菌（60度以上で30分殺菌）が義務付けられていて、規定通りの処理をすれば、酵素は壊れてしまいます。これでは、せっかくの酵素がだいなしです。細胞を壊さずに酵素を生きたまま摂り出すには、自分で加熱処理をせずにつくるほかありません。

私たちの体は、季節にあわせて順応します。暑いときには、体を冷やしてくれる夏の果物や野菜を食べ、寒いときには体を温める冬の野菜を食べて季節に適応するようにできているのです。

「健康食品」といえども、年中同じ材料で季節に関係なくつくられたものを摂取すれば、自然の摂理に逆らうことになります。手作り酵素でさえ春夏・秋冬でからだに取り入れる材料を変え、飲み分けないと敏感な方は体調をくずします。

健康食品といっても一般に材料に何が使われているか、材料名の記載はありますが、どこで（国内か海外）生産しどのように（有機栽培、減農薬、肥料、果物の防腐、防虫などの薬品処理）栽培されたか製品化されるまでのトレーサビリティまでは書いてありません。

飲みやすくするために人工甘味料を足したり、栄養補強剤としてあれもこれも配合したり、単体ではありえないビタミン剤が添加されたものも天然自然のものではありません。

また、いくら体に良いからといって一つのものだけを大量に摂取すれば、体に異変を生じます。一時、サプリメントの大量使用による副作用が問題になったことがありました。

人工的につくられたものは、必ずどこかにしわよせがきます。自然界に存在しないものを長く摂取していると、遺伝子を傷つけて結果的に病気を発症します。

私たちの体が悲鳴をあげ体調をくずすには、症状として自覚するまでの期間と要因があります。それを改善するためには、患った分の時間がかかることは明らかで、今日、明日に結果が出るものではありません。根気よく続けることが大切です。

しかし、続けるには根気だけでなく、費用の問題も発生します。
「手作り酵素」12ℓをつくるのにかかる費用は、市販の液状酵素（年代物の高価な物まで含めて）の価格の五分の一から五十分の一です。

お金をかけて（暴飲暴食・ファストフード・菓子など）体をこわしたわけですから、治すにはそれ相当の費用がかかります。コストパフォーマンスが良く、継続可能なものでないと、続けたくても治る前に断念することになります。

TVのCMやネット情報だけで、本当に商品を理解したと言えるでしょうか？
人によって効用が違いますし、生活環境によっても差が出ます。なんとなく踊らされている感が否めません。はたして自分にどれだけの量が必要なのか、摂取してから現れる症状に不安があったりするのではないでしょうか？

「手作り酵素」は、それ自体が発酵食品であるだけでなく、ほかの発酵食品の役割を高めたすけることができる理想の液体酵素飲料です。
手作りすることは、材料の中に自分の常在菌をとかし込む作業で、ごく自然に「微生物・酵素」と共存することになり、それが体調不良や疾患を改善するうえの鍵になります。 

自分に必要な常在菌をふやし、免疫力を高めることができる「手作り酵素」は理想の酵素といえるのではないでしょうか。