飲み水がたいせつな訳

日本は、もともと水が豊富な国で、水質は口当たりの柔らかい軟水で生活してきました。これは、日本人の食文化である和食の出しの”旨み”を引き出すのに最適で、飲み水として問題のない水です。

しかし、1957年（昭和32年）に水道法が施行され、赤痢やコレラなどの病原菌を殺すために、水道水は塩素で殺菌するように法律で義務付けられました。ところがこの塩素が水の中に含まれる有機物と反応して、トリハロメタンという発がん性物質を作りだす原因となりました。

このトリハロメタンを取り除くために浄水器が販売されていますが、家庭用としての性能をWEB上で調べたところ、総トリハロメタン80％～高性能でも99.8％除去が一般的です。（総トリハロメタン100％除去・放射性物質除去と発表しているメーカーも1社ありましたが、桁違いの値段…。）

トリハロメタンの怖さは、発ガン性があるだけではなく、脳をはじめとする中枢機能の低下、肝臓、腎臓障害、奇形を引きおこす化学物質だということです。

悪い素因は、取り除いて体に入れたいものです。